青い相棒

母が急逝して丸2年。三回忌法要で帰省した。2年前のこの日は、この辺りでは珍しい雪予報で、風も強く、島への渡船がちゃんと出るのか出ないのか、気が気でなかった。結局、間に合わなかったのだが、最後の最後に母のそばに居てやれたのが、ただただ我の心の救いである。

母の三回忌に併せて、父の十三回忌も一緒に執り行うことにした。1年早いがお寺さんからのアドバイスだ。最近は四十九日以降はやらない人も多いから、なるべく負担を少なくして、やれる時に一緒にやった方がいい、と。そんなものなんだな。でも、父と母を一緒に弔ってやれたことは良かった。元気だった頃の、優しい両親の姿を思い出す。(意外と悪いことは思い出さない)

さて、そんな今回の帰省は移動費用をできるだけ軽減するために、飛行機は得意のマイレージ、レンタカーもかなり早めに(早割)予約をしておいた。丸4日借りて1万4,000円くらい。安い。相棒は青のNOTE。これまでにも何度か乗ったことはある。最初は慣れないための違和感を所々に感じるが、2日目以降は全く問題ない。ややパワー不足感はあるが、バナちゃんと比べれば俊足だw もちろん高速での安定感は愛しのバナちゃんの方が上。もう少し歳を取ったら、こんな取り回しの良い軽量カーもいいのかもな。

大急ぎで家の中と仏壇などの掃除をし、翌日無事に法要が終わり、墓参りも済ませ、誰も居ない実家でまったりと瀬戸内の凪の海を見て過ごす。そして、庭の枯れ木を燃しながら、自分自身の今後をどう生きるか、ぼんやりと考える。法事とは故人を送るためだけでなく、自分自身の残りの人生を大切にするために、故人がくれた最後の贈り物かも知れない。さあ、帰ろう。