あと少しの辛抱だな。

昨年の夏の終わりに腰を負傷してから、背中にボルトが数本入った状態で生活をしてきましたが、ついにそのボルトを抜く時が来ました。長かったな。背中と腰は慢性的に痛いし、体調もなんだか優れないので憂鬱な1年を過ごしましたが、それともお別れできそうです。詳しくはわかりませんが、背骨にボルトを固定する手術よりも、抜釘(ばってい)の方が何倍も容易な手術なんだとか。

ただ、昨年、手術をしてくれた先生は年明けに転院となり、6月に抜釘した方がよいと決めた先生も手術の今月にはまた交代で、会えず。直前の術前検査では、先週来たばかりでまだ操作に慣れてないよ〜?とおっしゃる若い先生がレントゲンもなかなか見せてくれないので不安になりましたが、その先生にも前日になって緊急手術が入り交代になった、と病室まで来て言われた時は、小市民の扱いとはこんなものなんだなぁと、あきらめました。

予定通りの日に手術は行われました。看護師さんの付き添いで病室を歩いて出たものの、途中でストレッチャーに乗せる、乗せない?と揉め始める看護師さん達を無言で眺めながら、結局ストレッチャーに乗って向かった第1手術室は間違えで、ガタンガタンとUターンして薄暗い廊下を下り、その先にある第2手術室へ。そこで、すでにコンタクトもメガネも外した見えない近視の眼のまま、最初から数えて4人目の先生に「はじめまして」と声をかけられた時は、ただただ祈るばかりでした。でも、ちょっとホッとしたかな。「私の手術してくれる先生、ホントに居たんだ!」と。その後、全身麻酔。

まあ、小言はおいておいて、術後1週間たった今も、背中はギンギンに痛みますが手術直後よりは100倍マシ。徐々に身体も良くなって、またバナちゃんと戯れられる日を夢見て、もう少し治療に励みます。定期的にエンジンを掛けてあげてるバナちゃんは、相変わらず調子は良さそうだ。

追)
抜いたボルト(ビス?)、先生に頼んでもらって帰ってきたので、体調が戻ったら何か記念品でもDIYしようと思います。なかなかいい素材の金属だ。工作の精度も高そうw