オルタネータを”りびると”

夏の?台風で損傷した自宅の補修も無事に終わり(屋根補修というのは結構お金が掛かる)、秋はほぼ無く?、そろそろスキーシーズンが始まる。その前に気になっていたバナちゃんのエンジンルームからの異音をなんとか改善しておきたい。ここ数ヶ月、仕事でテンパっていたが、急遽、1日パックリと空いたので仕事をお休みしてバナちゃんメンテに行くことにする。ラッキーなことにT4まいすたぁさんの予約も取れた。目的はオルタネータのリビルト。これで異音が改善するのかどうかは正直わからないのだけど、悩んでいても仕方ないので、可能性をひとつ、ひとつ、潰して行くしかない。

オルタネータは高価なパーツ。かつ、我がバナちゃんの適合パーツはまだ新品で有るのか?無いのか? やはりリビルト品への交換が定番か?といろいろ考えてはいるが、いずれにしてもかなりの出費にはなるだろう。ということで、今回はまず自前リビルトに挑むことにする。

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バナちゃんのオルタネータはエンジン下側から外すモノだとばかり勝手に思っていたのだが、実際は上からの摘出。想像以上の重さがある。しかも狭いエンジンルームでの作業なので、知恵の輪なみに頭を働かせながらやっとこさ実物にご対面でき、その後バラしていく。予定している作業はベアリングの交換とブラシのチェック。

交換予定のベアリングはモ*タロウで購入済み。が、どれが適合パーツか不明のため、何種類かをまとめて買っておいた。サイズだけでなく、ベアリングの種類も複数あり(正直よくわからない)、いろいろ準備するしかなかった。個別に頼むと送料も高い。

分解していく作業は、まいすたぁさんに教わりながら、サポートを受けながら、必ず元に戻せるように写真を忘れずに撮りながら、撮りながら、ひとつずつ、ひとつずつ丁寧にやっていく。(あんまりオルタネータをバラす人って居ないみたいですね)新品、あるいはリビルト品を持っていれば、単純にオルタネータ交換作業だけで済むはずなのだが、お金が無い私は自前リビルトだからね、慎重に。

交換に使うベアリングは、まずサイズが適合なことは必須だが、取り付け箇所、機能などから、自分の勘の良さを信じ最善なモノを選び、そして、あとはあまり悩まずバラしたオルタネータを逆の手順で戻していきます。ちなみにブラシはまだまだ残量あり。丸マークの辺りまで減らないと問題は無いらしい。13万km位ではそこまで減らないようです)

注意:ベアリング交換には「ベアリングプーラー」がないと絶対に作業ができない。

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結果。まあ、奇跡といってもいいかもしれないけど、我が、自前の、リビルトのオルタネータは気になっていた異音を発しなかった。やった!良かった!

本当に無茶なお願いに付き合っていただいた、まいすたぁさんには感謝、感謝。今回もお安くメンテできました。

<使ったベアリングのサイズ> *参考までに
大 d(内径)17mm×D(外径)47mm×B(幅)14mm
小 d(内径)17mm×D(外径)40mm×B(幅)12mm

追記
オルタネータは仕組みは同じでも、メーカーや車種によって構造やパーツ形状が微妙に異なりますが、BOSCHさんのページにあったオルタネータ説明用のこの画像が、形も構造も今回私が分解したバナちゃんのオルタネータとほぼ同じです(いや完全に同じか?)こちらもご参考までに。

alternator
出典:jp.bosch-automotive.com

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